始まってる新時代

山田担を拗らせたジャニヲタです

SMAPにふさわしくない終わり方

 

ショックとも、悲しいとも、悔しいとも違う。腑に落ちず、受け入れられない。

 

なんでなんだろう。

SMAPはなぜ、こうならなければならなかったんだろう。

 

解散騒動が、あの悪夢のような謝罪会見によって一度収束を見せたときわたしはこのブログにこう書いた。

これだけ事が大きくなって何も問題点が改善されずSMAPだけが淘汰されていくのだとしたら、本当にそこには絶望しか存在しない。

絶望しか存在していなかった。

そんな世界で彼らは今まで25年も戦い続けてきたのだろうか。

 

様々な報道がされている。

拓哉さんは最初から最後までただただ悪者だし、今では慎吾ちゃんつよぽん吾郎さんも悪者だ。ファンの美化妄想だと言われたらそれまでかもしれないが、今の報道にはどこにも真実など存在していないような気がする。なぜ誰かが悪者扱いされなきゃいけないのか。あの事務所のクソババア()以外、誰一人だって悪者であるはずがないのだ。

 

SMAPはどれだけ大きな存在になろうとも、常に誰かのために行動してきたように思う。

スマスマの最後でいつまでも必ず流している募金のお願い。事務所が抹殺しようとする森くんの名前をいつまでも挙げ続けたこと。20周年の記念イベントで大勢のファンのお見送りをしてくれたこと。解散報道の中で、世間の声を聞いて存続を選ぼうとしてくれていたこと。

いつだって自分たちの人気や利益よりもファンのことを考えてくれていたし、いつだってメンバーそれぞれがSMAPのことを考えていた。そのためにきっと、大きな何かと何度も戦い続けてきてくれたのだろうと今となっては思う。だからこそ彼らは国民的スターになれたのだろう。

確かにSMAPには目に見えやすい仲の良さとか、そういったものはなかったかもしれない。でも何にも負けないSMAPならではの絆は確かにそこに存在していた。

100人相手でもSMAPを守れると言っていた中居くんが、何度メンバーが欠けてもSMAPを守り続けたメンバーたちが、誰よりもお互いを尊敬しSMAPを誇りに思っていたSMAPが、こんな形で解散を選ばなければならなかったのはなぜなのか。

 

せめて最後までアイドルでいて欲しかったのだ。取り繕ってでも、これまでの彼らの活躍にふさわしい最高のエンディングくらいは用意してほしかったのだ。「みんな本当に今までありがとう!」って笑顔でオリジナルスマイルかなにかを歌いながらファンに手を振ってほしかったのだ。彼らの言葉を聞きたかったのだ。それを涙でぐしゃぐしゃの顔で「ありがとう」「本当におつかれさま」って見送りたかったのだ。

 

そうじゃない。今のSMAPはそうじゃない。だから諦めがつかない。これだけの功労者であるSMAPがなぜこんな仕打ちを受けなきゃいけないのか。SMAPぞ?国民的アイドルSMAPぞ???????????

本人たちの言葉なんてどこからも流れてこない。強大な事務所の力と、それに屈したマスコミの言葉。もううんざりだ。私たちにはもう何も分かりっこないのだと思う。日本のエンタメ業界は思っていた以上にに夢も希望もクソもない場所だった。プロダクションが大きな力を持ちすぎた日本のエンタメ界の最初の大きな被害者が大好きなSMAPであること、そしてその世界にまだわたしの大好きなグループが居ることが、虚しくて仕方ない。

確かに優等生ではなかったかもしれないけど、SMAPってそんなに悪いことしたかな?もう続けてとか返してとかは言わないけど、でも、こんな形で失いたくなかった。

 

SMAPはもっと幸せになるべき素晴らしい人たちだよ。