始まってる新時代

山田担を拗らせたジャニヲタです

私が見てきたHey!Say!JUMPの話

 

Hey!Say!JUMP

10周年おめでとうございます!

結成日でもデビュー日でも何でもないタイミングでこんな記事を公開するズボラ具合な✌︎('ω')✌︎思う存分語り厨を発揮するなら10周年の今しかないのでは?ということに9月24日に気づいてから細々と書き続け出来上がった途端にデビュー日を待てずに公開してます。(頭悪そう)

 

Hey!Say!JUMPは、山田は、わたしの青春を捧げてしまった大きな大きな存在で。そんな青春を共に過ごしたHey!Say!JUMPの10年を、あくまでもわたしの目線で振り返ってみたいなと思います。ほとんどが私の自分語りみたいなものですし、クソほど長いので読んでくれる物好きな方は覚悟してください。事実ベースでは24時間TVのパーソナリティが決まったときに少しまとめた記事を書いたので、興味のある人はそちらを見てください。

Hey!Say!JUMP 24時間テレビメインパーソナリティへの軌跡 - 始まってる新時代

 

 

私はいわゆる「永遠の新規」ってやつなので、探偵学園Qを見て山田涼介に(というか流に)落ち、同時期に期間限定デビューした旧Hey!Say!7にもハマり、そのままHey!Say!JUMPに流れ込んだ事務所の思惑にまんまと嵌まったモデルケースみたいな山田担です。(笑)

当時中2だった私はSMAPが大好きだったし、時代の波に逆らわずKAT-TUNも好きだったので山田くんが初めてのジャニーズ っていう訳ではなかったけど、 いわゆるジャニオタではなかったしJr.にも全く詳しくありませんでした。なのでHey!Say!JUMPのデビューを普通に喜んでいた側の人間なのです。突然結成されたJUMPを受け入れることに何の戸惑いもなかった。エッYa-Ya-yahハロモニの後に番組やってたから知ってた)の残りの2人は!?そんな残酷な話あるの!?とは思ったけど、とにかく今まで存在すら知らなかった大好きになったばかりの山田くんのことを応援し続けられる方法が簡単に見つかったのが嬉しくて、それだけだった。 

Jチケット(懐かしい)で、一緒に知念くんにハマった友達(もちろんとっくにオタ卒している)がチケットを取ってくれてお互いの親と4人でデビューコンサートにも行ったけど、そういった空気感や裏事情みたいなものには一切気づかなかった。めちゃ裕翔くん中心でセトリ組んであるのに露骨に歓声少なくて可哀想すぎないか…?とは思った記憶がある。ガチで1番上の席だったけど初めて生で山田くんやJUMPが見れてとにかく楽しかった。無知ってすごい。今はデビューコンのDVDとかちょっと怖くて直視出来ないもんね。

 

でもそういう他の人への興味のなさというか、意識が向いていない感じが、デビュー数年後までJUMPやファンの間にあった当たり前の空気感だったと今となっては思う。色んなものを犠牲にして生まれたHey!Say!JUMPは、最初は本当の意味でグループではなかったんだと思います。本人達にも、ファンにも、JUMPじゃなければいけない理由はどこにもなかった。だからファンも自分の担当に会えればそれで良かったし、メンバーもJUMPとなった自分に与えられる仕事を全力でこなしているだけだったんじゃないかな。そうじゃなければ薮くんが数か月前から決まっていた舞台の仕事で不在なのにJUMPのコンサートが開催されていいわけがなかったし、ファンも「え?」と言いつつ結局当たり前のように足を運ぶわけがなかったと思います。笑

 

デビューコンでの歓声量を受けて2ndシングルからは山田がセンターとなり、裕翔くんはみるみる端に追いやられ、知念くんが2番手に踊り出て、その2人に仕事が集中するようになっていった。残酷すぎるくらいあからさまなメンバー内格差があったし、デビュー組とは思えないくらい世間に浸透していなかった。いつからかJUMP担であることはひた隠しにするようになった。(笑)JUMPとしてひたすらコンサートを開催しグループとして活動こそしていたけれど、世に出るメンバーは限られていて、今思えば全てがバラバラだった。NYCとの掛け持ちはその最たるものだったなと思う。

なんか思い返したらイライラしてきたけどあれでどちらもグループとして成功するわけがなかったよな?!2人が、特に山田が、自分の本来の所在すら安定していない状態で上手く棲み分けが出来るわけもなく、あの3人は好きだったけど私はNYCを素直に応援することが出来なかったし、JUMPが安定して、本人たち含めみんながようやくNYCを上手く消化できるようになった気がしてきた頃にはNYCは自然消滅してた。なんやねん!!!!! 

話は逸れましたが、そういった意味でSUMMARYやJWは本当に大きかったと思います。あれ以上に特別な夏や冬はもう来ないと思ってる。何がそんなに特別だったのか、と聞かれると参加している当時は単純に楽しんでいるだけなので具体的には分からなかったりするんですけど(クソ)有岡くんがI/Oツアーオーラスの挨拶でSUMMARYなどの長期公演を"修行"と言い、そのおかげで信頼関係が築けたと言ったと聞いて、そういった目に見えないものを共有できた感覚が振り返ったときに特別だったりするのかなあと思いました。有岡くんはいつも我々に正解を教えてくれるな(?)

明確にこの瞬間に!と言えるわけではないけれど、SUMMARYはHey!Say!JUMPがちゃんとグループになるきっかけの一つであったのだと思います。

 

そして少しずつグループとしてのJUMPが出来上がってきた頃、ちょうど2回目のSUMMARYの前かな、メンバーの無期限活動停止という名の脱退があった。そんなことがあるわけはないと思っていたので、深夜に速報を目にしたときの衝撃と、朝が来るのが怖かったことは凄く覚えてます。でも世間的にはさして大きくは扱われなかったような気がして、世間との乖離を改めて感じた瞬間でもあったなあ。

もう10人のJUMPは見れないんだろうと理解はしていながらも、どこかで龍太郎が20歳になったらもしかしたら…とか期待している部分もあった。伊野尾がwebの日記で龍太郎への隠れメッセージを出してくれたりして、メンバーも少なからずそうだったんじゃないかなあと思います。この事件含め色々なことを乗り越えていく9人のJUMPの姿を見ているうちに、段々とそんなことは思わなくなっていったけれど、10人のJUMPも良いグループだったよ。だから無かったことにはして欲しくないなあと思う。10人のJUMPも、9人のJUMPも、Hey!Say!JUMPであることに変わりなくて、10人のJUMPのことも大好きでした!ありがとう!

 

そして、こうやってどんどんグループとなっていったからこそ苦しんだのが山田だと思います。(もちろん他のメンバーも苦しかったはずだけど)大好きなメンバーと全員横並びで進んでいきたい願望が一番強かったはずなのに、自分ばっかりで。

ソロデビューをしたJW時期が最高に病んでた。JWが終わったら事務所を辞めることまで考えていた山田は、皮肉なことに病めば病むほど儚くて美しいので最高に美しかったけど(笑)これも辞めないでいてくれる今だからこそ言えることで。JUMPが歩幅こそ違えど同じ方向を見て一緒に進んでいけるグループになっていてくれて良かった。山田が山田の背中を押して、そして帰る場所を作って待っていてくれるJUMPのメンバーで良かった。JUMPだったから、山田は今もまだアイドルで居続けてくれているのかもしれないなあと思います。

 

でもJWという修行を終えて信頼関係を築きあげたJUMPを待ち受けていたのは明るい未来なんかじゃなくて、人気の低迷期だった。正直低迷というか高かったことがなかった感じだけど(爆)実際ファンサという距離の近さだけで繋ぎとめていたファンはボロボロ降りていっていたし、後世に語り継がれるであろう(?)スーパージャンピングシートとスカイステージを設置し席をビニールシートで潰しまくったドームコンサート(※後輩の援軍つき)。ファンに向かってドストレートに「離れないでください」とか言っちゃうくらいには追いつめられていた。ファンとしても、JUMPの仲の良さとか平和な空気感は間違いなく彼らの長所だけれど、あまりの俺が!俺が!精神のなさに憤ったりもしたし、顔だってめちゃ良くて(ド直球)、こんなに魅力的なのに何故世間で流行らないのか理解に苦しんだりもした。笑

 

でも今となっては、本当に今となってはですけど、全部ぜんぶ必要なことだったんだな〜と思います。コンサートの構成や当時の色々な発言を切り取っても、ずっと大人の言う通りにしてきたのであろうJUMPの活動に、彼らの意志が反映され始めたのはこのあたりからだったと思っています。大人数であることを活かしてダンスを揃えることに力を入れ始めたことや、魅せることを意識したコンサートを作り始めたこと、アンオフィシャルではありますが派閥を変わったこと。ぶっちゃけその過渡期にあっておそらく初めて本人達が構成に携わったsmartツアーは衝撃のつまらなさだったなと今でも思ってるけど(笑)

そこからのJUMPはもう怒涛の勢いで。

 

TVや映画に出れるようになって、メンバーそれぞれ個人としての仕事も増えて、当たり前のように毎年CDが出せて、春夏冬にコンサートをやらなくなって、コンサート会場から外周が消えて、何公演でも取り放題だった(語弊)チケットが全然取れなくなって。ファンっていうのは自己中な生き物なので、正直こちらが着いていけなくなるくらいのスピードで前に進んでいくJUMPに寂しさを覚えたりもしたけれど。

 

ファンに「離れないでください」と言っていたJUMPは「僕たちを信じて着いてきてください」って言うようになった。変わった部分も多いけれど、JUMPは相変わらず仲良しこよしだし、俺が!俺が!ではなくファンとメンバー全員で一緒になって進もうとしてくれている、のだと思う。Hey!Say!JUMPは本当の意味でグループとしてメンバーが帰ってこれる揺るぎない場所になったし、次々に決まる個人の仕事だって決して1人で突っ走っているわけではなくグループに還元されるようになった。もっと愛されるべきだと思っていたJUMPは本人達や周囲の人含め、多くの人に愛されるようになった。Hey!Say!JUMPはこの9人じゃないといけないんだと胸を張って言えるようになった。

正直こんな10周年が来るなんて思ってなかったけど、それを見て、今まで10年間彼らを応援してきたことに何も後悔はないなと思った。そして何より、お金とか色々犠牲にしたしこれだけ色々書いてきたけど(笑)勝手にJUMPと一緒に歩んできた10年は、とにかく楽しい10年だった!それだけ!

 

10周年、目標のひとつだったドームツアーも決まったけれどここはまだまだ通過点だと言う、どんどん前に進んでいくJUMPに、これまでと同じように着いていくのは無理かもしれないけれど、彼らのことはずっとずっと応援していたいと思う。ひとつでも多く彼らの夢が叶うといいな。

 

10周年、本当におめでとう!

10年間、Hey!Say!JUMPでいてくれて、好きでいさせてくれてありがとう!

Hey!Say!JUMPは本当に最高のグループです!