SMAPとジャニーズという"夢と希望"を失った
SMAPを失いたくない
未だに2割しか信じてないんですけど、スマオタが強い訳ではなく理不尽の多い世界・事務所で生きてるけどファンが納得のいく説明や筋を通すことなく何かをするような人たちではないから本人達の言葉を聞くまではなんの信憑性もないと、中居くんやSMAPにはそういう信頼感があるからなんだよなあ
— みいやん (@kaikochubba) 2016年1月13日
2015年を振り返る。
原作を読む前と、読んだ後での映画「グラスホッパー」
なんなら映画公開する前から書こうと思っていたネタではありますがわざわざ書くほどでもないかなと思った(面倒になった)ので書いていなかった内容です。が、グラスホッパーに引くほど思い入れてる芸人として書き残すべきではないのか、と思ったので書きます。無駄な使命感。自己満です。ネタバレあり。マイナス発言あり。
グラスホッパーについては完成披露試写会に行った際に書きましたが、内容についてはほぼ触れていなかった、と思います。わたしはグラスホッパーの公開が決まったときから、まずは原作を読まずに見て、その後原作を読んでまた見ようと決めていました。(ガチ勢)そして先日、原作を読み終え再び映画を見に行ってきました。とはいえ2回映画を見た後では原作を読んでいても映画のシーンが浮かんでしまって、原作を読んでから見た人と完全に同じ感じ方をすることは出来ていないと思いますが…。
正直に言おう、完成披露試写会後にあれだけ褒め称える文を書いておきながらあれですが、初めて見た時に思ったのは「ウーン、山田が出てなかったらもう見なくていいな」ってことでした☆クソオタ☆
原作がどうであるのか、という先入観が全くない状態で見たので、それぞれのキャラクターや話の流れに対する違和感を感じることはもちろんなかった。登場人物それぞれのキャラクターが掴みやすくて、彼らがどう交わっていくのか、次の展開にハラハラしながら見た、途中までは。何より結末が期待外れだった。それぞれの背景を理解しきれず、蝉と鯨にいたっては、えっ あんまり関係のないところで勝手に死んだな?みたいな部分すらあった。あれだけ人気のある小説が原作だしこれで終わるはずがないと思って、最後まで「か~ら~の~?」と思い続けて終わった。全く面白くなかったわけではない、でもどこか腑に落ちなさとかスッキリしなさに包まれたのでした。
その原因は原作を読んだことではっきりしたように思います。
原作を読んで思ったのは、「あっ 事件としての真相は原作でもこんなもんなんだ」ってことで。話の筋であったはずの復讐を、言ってしまえばポっと出の登場人物がその目的もあまり分からないままに果たしてしまうんだ…という思いがあったけど、それは原作でもほぼ同様なんですね。それでも映画にあった腑に落ちなさが、原作にはなかったのは、登場人物の"死に様"がそれぞれ丁寧に描かれているからだろうな、と思います。原作では登場人物の人生が絡み合いながら、それぞれがそれぞれに死んでいく。それぞれのストーリーが充実していて、ちゃんと交差しているから"お話"としての結末がアッサリとしたものでも、物足りなさを感じないのかなと思いました。
映画のたった2時間ではそこまで描ききれないのは当たり前で、そういった意味ではキャストの配役・キャラクターや脚本に、原作とまるで違う(怒)という抵抗感は全く感じなかったですが、そうであるならもっと"お話"としての結末を強化しても良かったんじゃないのかなと思ってしまいました。でもそれだともっと原作とかけ離れた抵抗感の強いものになってしまうんだろうか。…小説を映画にするって難しいね!(結論)
でも蝉と岩西の関係なんかは、わたしは映画の方が温かみがあってとっても好きです。原作では岩西への反抗心だったり対抗心みたいなものが蝉を動かしていたのに対して、映画では岩西への信頼とか"相棒"という関係性に動かされていて。どちらにせよ岩西がいなければ殺し屋として生きられない蝉はちょっぴりキュートですごく人間味のある愛すべきキャラクターだなと思うし、そういった意味でも映画の蝉の方が原作よりも好き。(きっと贔屓目)
一足先に作品を見て、ヲタクじゃない人含め色んな人に 「グラスホッパー面白い?」って聞かれたけど、そこに関してはどうしても明確に答えられなかった。もちろん面白いって言ってる人もたくさんいるし、原作を読む前と読んだ後ってだけでも感じ方が変わるのだから人それぞれなのだと思う。
でも、アクションシーンはもちろん蝉の葛藤や、そういった愛らしい部分も演じきった山田の演技は自信を持ってオススメしたい。(※演技には全く詳しくない)
賛否両論で、世間で大ヒット大ブレイク大注目とまではいかなくとも、誰かの目に止まって俳優・山田涼介の今後に繋がる作品であってほしいなと思うし、きっとなる。と思いたい。
原作を読む前の方が素直にシンプルに映画自体を楽しめたので、まずは原作を読まないで見る作戦、個人的には正解だったなと思います。今後、原作有の映画が公開される担当の方はよろしければぜひ。(笑)
V6が凄い ということに気づきました
V6さん、20周年おめでとうございます!!!
※当方担当に激重な一方で楽しいを基準に生きるDDヲタクですので、それに嫌悪感を感じる方はこの先は読まないこと推奨。ド素人の戯言ですのでご異論は多々あると思いますが許してください。
24時間テレビで大変お世話になったV6先輩。それによって今年は自動的に目にする機会が増えた。復活SPが放送された「学校へ行こう!」はガッツリ世代なのでもちろん当時から見ていたし、バリバリ私から始めてリズムに合わせていた*1。年を重ねてもキレのあるダンスを披露し、いつ歌番組で見てもカッコイイままであるどころかカッコイイを更新しているV6は、一度現場に行ってみたいジャニーズタレント第1位だった。
…逆に言ってしまえばそれだけでした!!!!!!正直彼らが20周年なこともつい最近まで知らなかったですごめんなさい!!!!!!
ただ単に、長年行ってみたかったV6のコンサーチケットがローチケで一般発売されるという情報を友人に教えてもらったから、当たればラッキーと思って母と応募してみたら、運良く当たってしまったのだった。事の重大さに気づいたのは会場に着いてからだった。非国民にも程がある。
払うべき対価さえ払えば権利は平等にあると思っているので、誰が入るべきで誰は入るべきでないなんてことはないと思っていますが、今回ばかりはわたしなんかよりも入るべき人が居たのでは、という思いが拭えません。そう思わせるあたたかい空気がV6界隈には流れている。でも恥じるような参加の仕方をしたつもりはないし、参加出来て本当によかったとも思っている。
V6は本当に凄かった。
歌えて、踊れて、喋れて、萌えれる。正直そんなイメージは全くなかったけれど(土下座)彼らはパーフェクトアイドルだった。パフォーマンスから演出まですべてがカッコイイのである。手の込んだ派手なセットなど1つもなくても、6人がそこにいるだけで圧巻だった。もうほぼアーティストだった。あんなに本人達が引っ込まないジャニーズコンサート初めて見た。しかもそれがHey!Say!JUMPではなくSMAPと同世代なのだから恐ろしい。
かと思えば2階席にトロッコで登場したり、サイン色紙を投げたり、近年稀に見るほどゴリゴリのジャニーズアイドルなのである。メンバー同士のスキンシップも異常に多く(特に剛健)、コンビ厨の心も掴んで離さない。かと思えばMCは最高にふざけててめちゃめちゃ面白い。主に井ノ原大先生がすげー喋る。
そして何より会場の雰囲気がアットホームでめちゃめちゃ良い。
V6のコンサートでは会場にいる人たちの点呼をとるのが恒例らしかったけれど、当たり前のようにスタッフにも点呼を取っていた。そして「今日はここにいる皆でひとつになりましょう」と言っていた。私が入った公演では最高齢80代の方がアリーナにいらっしゃって、その時その周囲に座るファン皆が\ここにいるよー!/と一緒にアピールしてあげていた。
それだけのことだったけれど、普段"自分が見られること"に重きが置かれる現場にいる身としてはかなりほっこりしたし、既に全然ひとつですやんって感じだった。見るだけでも、見られるだけでもなく、皆で作り上げるというスタンスが凄くあったかかった。そしてV6を見れば見るほど、V6だからこそそういう雰囲気が、そういうファンが、集まるんだろうな〜と感じるのです。
V6のメンバーも、ファンも、スタッフも、それぞれがそれぞれに感謝し20周年を祝っていた。
賛否両論ある音漏れ参戦も、後輩が大勢かけつけたことも、「学校へ行こう!SP」で制作・放送された愛なんだのVTRも、それを見て涙する健くんも、全てこのグループが大勢の人から愛し愛されている結果なんだろうなあと思います。国民的アイドルと言われるような派手さはないかもしれないけれど、辛いこともたくさんあったに違いないけれど、自分たちのやってきたことに誇りを持って周囲を愛し、それ以上に愛されるV6は本当に凄くて、素敵だなあと思います。(語彙力)
最近は"第二の嵐か?"などと言われたりもするようになったJUMP。JUMPにはJUMPらしくいてほしいのであって別に"第二の〇〇"になってほしい訳ではないのでこの表現自体に違和感を覚えますが、もしどうしても第二の何かにならなければいけないのであれば"第二の嵐"よりも"第二のV6"になってほしいと私は思います。←これはただのわたしのエゴだろうけれど。
2年後にJUMPが迎える10周年、そして更に12年後、彼らがどうなっているのか全く分からない。売れることにばかり目が向きがちな世界だけれども、どんな状態であれ、自分たちの納得のいく姿で、愛し愛されるグループになっていたら良いなと思った。
尊敬するべき、おっきなあったかいV6先輩の今後の活躍を祈っています。本当に素敵な20周年。改めて、おめでとうございます。
見るからに深そうな剛健沼が気になって仕方ありません。ズブズブ。
JUMPing CARnivalを終えてみたらやっぱりJUMPがNo.1だった話
*1:散々乱用しましたが「キミアトラクション」より
『グラスホッパー』完成披露試写会に行ってきました
※内容に触れるつもりはないのでネタバレはないと思いますが、気にされる方はご注意ください。
情報が解禁されたときからちょーーーーーー楽しみにしていた、山田担やってきて1番嬉しいお仕事かもしれない(;;)とまで思った、"映画に出たい"と公言していた山田の思いを最高の形で叶えてくれたと思った、映画『グラスホッパー』。
後から発表された『暗殺教室』に初出演も初主演もあっけなく掻っ攫われましたが、勝手にドチャクソ思い入れている"初撮影"映画。
そんなグラスホッパーの完成披露試写会に運良く行ってきましたアァ!ありがとう神様アァァォェェ(;;)(嗚咽) 応募協力してくれた皆様もありがとう、お友達のおかげでヲタクが出来ています…
山田はJUMPの中ではお芝居を数多くやってきた方だし、彼自身もお芝居は好きだと言ってて、お芝居の話をしてるともの凄く色々考えてることが伝わってきて、この人はこれだけ頭良いのに何であんなに(学力的な意味で)バカなのかな~と本気で不思議に思う。←
演技は決して下手じゃない、というかむしろ上手だと思ってきた。バリバリ贔屓目ですけど間違ってはいないよね?!?!
だけど彼に来る演技のお仕事は土9とか24時間テレビとか、いわゆる(?)ジャニーズお抱え枠が多くて、バーターを抱えたり、バーターだったり、事務所の影を感じるものばかりだった。そうなると当然「主演・山田涼介」ありきの脚本であったり役柄が集まってきて、どんどん脇役では起用されにくくなっていき、キャラものであったり、"山田のための役・脚本"に縛られていった。とわたしは思ってる。ジャニーズならではで、一般的には評価されにくいから勿体ないなあ、と。
でもきっとこの、ある意味ジャニーズを背負って主役を張るってことも凄いことだと思うし、それはあの山田の人間離れした容姿とか演技力含めて、JUMPで山田にしかできない立ち位置だったんだろうなと思う(ようにしている)けど、話題の外部ドラマに脇役として出て、めきめき俳優として評価されていく裕翔くんとかを横目で見ていて、正直ちょ~~~羨ましくて仕方なかった。(笑)
そんなときに発表された『グラスホッパー』出演ですよ。
ついに念願の脇役!クールな殺し屋(好き)!!ほぼ外部!!!*1浅野忠信て!ほんまもんや!!伊坂幸太郎原作て!ほんまもんや!!!!
って感じで、すごくすごくすごーく嬉しかったんです。
そして、一足早く本編を見て言えることは、山田はいつもいつも期待以上で応えてくれる本当に凄い人だなってことです。
舞台挨拶では、キャストの皆さんが「山田くんは凄い」と褒め殺しで、斗真先輩が先輩の風を吹かせるため(後輩の芽を摘むため?w)に言った「この映画は山田にかかってる」も、まさかのあながち間違いじゃないみたいな雰囲気。
相棒の岩西役を演じたムラジュンさんは「初めて会った時に(相棒役として)イケる、と思った」とも仰ってくださってました。
ほとんど山田担で埋め尽くされて、アイドル山田の一挙手一投足に歓声があがるような会場だったけど*2、監督・キャストの皆さんは山田を俳優として見て、認めてくれてるのが伝わってきました。
そして本編を見てそれを身を以て実感。
スクリーンに映っているのは山田ではなく完全に蝉。めっっちゃかっこいい。一緒に行った友達(元高木担)もかっこいいって言ってたから多分間違いない。蝉様圧倒的にかっこよくてちょっぴりキュート?で最高だからァ…
わたしは原作を先に読んでいると違いばかりが気になってしまうタイプなこともあり、映画を見てから原作を読む、その後にまた映画を見る、と決めていたので、原作とのイメージがどうとかそういうことは現状一切分かりません。
蝉っていういかにも人気のありそうな役柄、本格派俳優の中に1人キラキラ若手アイドル、悪い意味で注目されてしまう要素はたくさんあって、実際に「蝉が山田くんはイメージと違う」といった声も聞いてきたけど、そういった声も注目もすべてプラスに変えられるような演技・存在感なんじゃないかなと思いました。(贔屓目)アクションはもちろん、細かい表情であったり目の演技、感情の表現にまでゾクッとした。
山田は何度か『探偵学園Q』をもう一回やりたい、今なら違う表現が出来ると思うからって言ってて。これまで主役で培ってきた経験を、満を持して脇役として、思う存分爆発させたんじゃないかな、って感じ。
色んな人が言っているように山田涼介の新境地、が拓けるかもしれない。
これまで彼のファンをしてきて、たくさんの色んな景色を見せて貰ってきたけど、ここにきてまた凄いものが見れちゃうかもしれないって思った。映画を観た関係者様?が言ってくださっていた「俳優・山田涼介、世界に羽ばたきそうな予感」ってやつ、ありえない誇張表現ではないと思う。
彼がどんな思いで蝉を演じたか現時点では全く分からないけど、山田はどんな仕事にも全力で取り組んで、期待よりはるかに高いところから新しい景色を見せてくれる本当に凄い。
色々考えてるタイミングではあるけど、ここまで応援してきて、山田担としてこの瞬間を見れてよかったなって思いました。担当に似て激重でーす(^o^)v (ピース)
映画としては、わたし語り厨のくせして、感受性、表現力、語彙力全てが乏しくて感想文とかがめちゃめちゃ苦手なのでアレだけど、これも今までの山田の出演作とは一味違う面白さのある映画だなと思います!
少し腑に落ちない部分もあるものの、翌日まで色んなシーンを思い返して世界観に引きずられてました。浸っていたくてバイトに行くのがだるくて仕方なかった。とにかく衝撃的で圧倒されます。あと思ったよりも結構バイオレンスでグロいので苦手な方は注意したほうがいいかも。わたしはほとんど平気でした←かわいくない
早くもう一度観たくて公開が1ヶ月以上後なのが悲しいくらいだし、原作を読んでから観るのも楽しみです。とにかくたくさんの人に見てほしい作品だし、たくさんの人に見てほしい山田涼介です。
この歳になるとHey!Say!JUMP好きっていうの正直恥ずかしいからいつもはひた隠しにするけど、今回ばかりは「こちらが!わたしの!!自担です!!!」って言いふらして歩きたい(最低)。
大ヒットして、たくさんの人に見てもらえますように!あーあ、ファンが1億人増える!!!!!!!←