始まってる新時代

山田担を拗らせたジャニヲタです

SMAPとジャニーズという"夢と希望"を失った

 

SMAP存続!
 
2016年1月18日SMAP×SMAPでの緊急生放送で行われた謝罪会見の翌日、様々なメディアがSMAPの存続を伝えた。確かにSMAPは解散しないかもしれない、でもあの会見を見て、ああわたしたちはSMAPを失ったんだなと思った。
 
緊急生放送が始まったとき、注目は「解散するのか、しないのか」というところにあり、SMAPから言葉が発せられるのを固唾を飲んで見守った。でも彼らは「解散するのか、しないのか」には全く言及せず、ただ謝り、今後も頑張るという旨を述べただけだった。なんだか分からないけど謝っていた。いや本当なんか知らないけど謝ってた。
最初は全く理解が出来ず、「とりあえず解散はしないってことかな…?」と安堵すらしかけた。でも、Twitterがサーバーダウンをしてただ自分が見たものを咀嚼するしかなかったあの時間に、段々と自分の中に湧いてきたのは絶望だった。
 
散々言われているけれど、あの謝罪会見ではいつも"SMAPの言葉"をまとめてくれる中居くんが、4番目にテンプレの謝罪文しか話さなかった。話させてもらえなかったのかもしれない。そして極めつけはつよぽんの発した『ジャニーさんに謝る機会を木村くんが作ってくれて、今僕らはここに立てています』という言葉だった。ジャニーさん=事務所に謝って許しを得なければSMAP5人として集まって人前に出ることも出来ない、そういう状況に彼らはあって、世論に応えるためなのか何なのかは分からないけれど彼らはその道を選んだということ。まさしく後ろから銃を突き付けられたような顔で到底彼らの言葉とは思えないような言葉を発するSMAP、というあの映像は、もう事務所への降伏宣言、そして事務所による公開処刑にしか見えなかった。
今後、解散せずともあの事務所でSMAPが今までどおりに活動できるとは思えなかったし、活動できたとしてもこの映像がある限り今までどおりの国民に夢と元気を与えるアイドルSMAPではいられないだろうと思った。わたしの中でSMAPが失われた瞬間だった。
 
Twitterなどでもジャニーズ事務所のヤクザ性みたいなものが大きく話題になり、可哀想なSMAP・残虐なジャニーズ事務所みたいな構図が出来上がっていて、あの謝罪会見で納得している人はほとんどいなかった。謝罪会見への感想・SMAPへのメッセージを募集した#めざましテレビハッシュタグは面白いくらいにマイナス意見で炎上していた。それでも翌日メディアが報じたのは手放しで、というほどではなくても「SMAP存続!」という前向きなものばかりだった。1つの事務所の権力に脅え、大勢が気づいている事実(?)すらも伝えられないのが日本のマスコミの現状なのかと改めて感じ、辟易した。
 
あれから数日経った今でも、様々な報道がなされている。本人達の言葉や、自分が見たもの以外は「信じない」という選択をすることが出来る。だからわたしは続報のほとんどを見出しレベルでしか知らない。でも今回の総動が起きてから、友人みんなにSMAPについて聞かれる。あまりにも聞かれるもんだから"ジャニーズ派閥問題からSMAP解散騒動まで"を池上彰並みに分かりやすく解説出来る自信がある。(笑)それだけSMAP解散騒動が多くの人の注目を集め、ジャニーズ事務所の問題が多くの人のものになったということだろう。しかし、世間の人たちはオタクではないのでそれは一時的なものであり、全てを知ろうとする必要もない。断片的な報道のカケラだけで理解しようとする。でもそれが世論であり、どんどん大きくなっていく。
 
ジャニーズ派閥問題はジャニヲタだけで憂いていればよかったし、元々真実なんかこちらには分かりっこないのだ。わたしたちファンはアイドルに、事務所に見せられるものを信じるしかない。だからこそあの謝罪会見は最低最悪だった。
どんな報道があろうと(もしも!もしも!今回の騒動はSMAPに全面的に非があったのだとしても)今は、所属タレントにあんな顔で公開処刑とも取れる謝罪会見を行わせる事務所だということだけが動かぬ事実だ。言葉は悪いしかなり大袈裟だけど、ジャニーズアイドルは事務所という檻の中で鎖に繋がれた従順な犬でなければならないのだ。そんなジャニーズのどこに夢や希望を見出せというのだろう?
確かにSMAPに解散してほしくなかったけど、でもだからと言ってあんな姿は見たくなかった。わたしは後輩グループにも好きなタレントがいる。彼らには何の罪もない。きっと彼らは物凄く理不尽な場所で生きていて、それでも、夢と希望を届け続けてくれていた。現実など絶対に見せてはいけなかった。わたしはもう"ジャニーズ"を好きになることが出来ない。
 
 
でもわたしはまだSMAPを諦めたくないし、他のタレントのことだって嫌いになんかなれない。だってタレント本人は何も悪くない。いくら考えたって、ジャニーズは嫌いだけどSMAPもJUMPも好きなのだ。なんでわたしの好きなアイドルはみんなジャニーズ事務所所属なんだと心から思う、でもきっとジャニーズだから好きになった。ああくそ!!!悔しい悔しい悔しい悔しい!!!!!!!!!
 
 
中居くんは「踏ん張る」拓哉さんは「信じてついてきて」と言った。これが今、唯一の本当にSMAPが発している言葉ではないかなと思う。もうSMAPのことしか信じないし、信じている。
何かを許したり忘れるにはきっと「でも○○したから」っていう見返りが必要で、だから今回のことで何かが変わればいいなと思う。芸能事務所の言いなりで何も発信出来ないマスコミでも、ジャニーズ事務所が強大な力を持ちすぎた芸能界でも、事務所の在り方でも何でもいい。これだけ事が大きくなって何も問題点が改善されずSMAPだけが淘汰されていくのだとしたら、本当にそこには絶望しか存在しない。
 
踏ん張って踏ん張って踏ん張り続けた先に、またSMAPやジャニーズに素直に元気を貰える世界があってほしい、それが今残っている夢と希望だ。
 
 
 

SMAPを失いたくない


SMAPの解散騒動が出た朝は「SMAP解散するかも」という母の涙声で起こされた。ハイハイどうせまたいつものガセネタでしょ?何お母さん本気にしちゃってるの?って思ったし、思った以上に騒動が大きなものだと知ったあとも全くショックを受けなかった。


本当にこう思っていたし、未だにショックも受けていないし涙も流していない。もう中居くんや木村さん、メンバーの言葉しか信じないと決めている。待つしかない。それでも、ふとした瞬間にSMAPのことを思い出しては、答えの出ないことをぐるぐると考えてしまう。

小5で初めて行ったSMAPのコンサートに衝撃を受け、人生の半分を母娘でSMAPのファンとして生きてきた。わたしがこのミーハーヲタク体質になったのは完全にSMAPのせいだ。
途中で後輩グループへと乗り換えたわたしは、最近はテレビも映画も興味があれば見る程度で、スマオタと言うには程遠いヲタク生活を送っていたと思う。必死で追うことをしなくなっていた。テレビをつければ何かしらにSMAPの誰かしらが映っていて、SMAPは揺るぎない国民的アイドルで、2年に1度コンサートに行っては「やっぱりSMAPのコンサートは最高のエンターテイメントだなあ!」って言えることが当たり前だと思っていた。
それが当たり前じゃなくなったとき、世間での、そして自分の中でのSMAPの大きさを思い知った。



もしメンバーが「もうこの5人でやれる事もやりたい事もないから、だから解散します!」って言うのであれば悲しいけれど、それは仕方がないことだと思う。
でも今回の解散騒動は、色々な報道を見ていると決してそうではなさそうなのだ。100人相手でもSMAPを守ると言ってた中居くんが、世論を大事にするSMAPが、今、その結論を出すとは思えない思いたくない。(願望)
だからこそイヤだ。もし本当に、事務所内での派閥問題が今回の騒動を巻き起こし、そしてそのせいで本当にSMAPが解散してしまったら、わたしはジャニーズもエンターテイメントも嫌いになってしまいそうだ。

SMAPの解散騒動は一般紙でも一面だわ、CD購買運動が起こるわ、国中が騒然としていて改めて国民的アイドルSMAPの凄さを思い知らされる。なぜ、女同士の争いなんかのために国民的アイドルを失わなければならないんだよ〜〜!
実際今報じられている情報もどこまで本当なのか分からないし、事務所が都合の良いように情報操作をしているとも言われている。こうなるとジャニーズ事務所が人気タレントを複数抱え、メディアに対して強大な力を持ってしまったことが全ての災難の始まりだったのかもしれないとすら思う。事務所も、マスコミも、TV局も、自らの利益のために、これだけの人から愛されているものすらなくしてしまえるのだとしたら、そんなに悲しいことはない。

『いいとも!』終了もそうかもしれないと思うが、売れるものばかりを作ろうとして良いものを蔑ろにしてしまっては結局意味がないのではないかと思う。エンターテイメントだって慈善事業ではないので売る必要があるのは分かってる。でもそのせいで良いものがどんどん潰されていくのだとしたら、そこには何の夢も希望もないなと思う。
うろ覚えだけど、以前ジャニーズに関する本で、ジャニーさんは日本にブロードウェイを作るためにジャニーズを作ったと読んだ。良いエンターテイメントを見せるために作られたジャニーさんの舞台はときに超絶意味不明だけど、夢があってキラキラしている…かもしれないと思う(適当)だからそれを読んだときに、"売る"ことを1番に考える飯島さんとジュリーさんではどちらにせよジャニーズは終わってしまうのではないか、ヒロムあと100年生きて><と思った。今回の騒動はある意味起こるべくして起きたのかもしれない(?)

とはいえ私たちには本当のことは何ひとつ分からない。もしかしたら派閥争いなんて存在していなかったのかもしれないし、飯島マネージャーとSMAPがとんでもなく嫌な奴なのかもしれない(すっとぼけ)。何度でも言うけど今の報道にはSMAPの言葉は1つも含まれていないから、とにかく本人達の言葉を待つしかない。そこにしか真実はない。

最近はもっぱら、メディアはSMAPを起用することで他のジャニーズタレントが番組等に出演してくれないことを恐れてるわけであってメリーさん自体には何の商品価値もないはずだから後輩全員で反旗を翻してくれたら…とか、全TV局が足並み揃えて「ジャニーズのタレントに出てもらわなくても結構です」とか言ってくれたら状況が変わるのかな、とか、何の意味も持たない打開策(?)を考えてはドツボにハマってワケが分からなくなっています!

もう何でもいいから。メリーさんジュリーさんが事務所の覇権を握ろうがメディアとズブズブの関係築こうが何でもいいから。どんどんお金も払うから。SMAPが好きです!SMAPをなくさないで!SMAPがなくなりませんように!
もっと欲を言えば、半年後には何事もなかったかのように25周年ライブで「やっぱりSMAP最高!」って言えますように!




2015年を振り返る。


あと2日で2015年も終わり。早い!怖い!
就活とか就活とか就活とか、色々(?)あった今年も結局はオタクな1年でした。大阪に向かう新幹線の中なのでささっ〜と振り返りたいと思います。


1月   マッチ35周年記念コンサート2014-2015
3月   暗殺教室日舞台挨拶
4月   カラフト伯父さん
5月   quarter(KAT-TUN)
         burst!〜危険な2人〜
6月   ワクワク学校
7月   HERO初日舞台挨拶  
        JUMPingCARnival宮城
9月   グラスホッパー完成披露試写会
10月  JUMPingCARnival横浜×3
          V6代々木
11月  グラスホッパー日舞台挨拶        
          Japonism(嵐)
12月  JUMPカウコン


カウントダウンコンサートに行ったつもりが何故かマッチ35周年記念コンサートで幕を開けた2015年。
出だしから詐欺に遭った()ものの楽しい1年でした。クソDDっぷりを存分に発揮(^o^)/ 引くほど思い入れていたグラスホッパーの完成披露試写会/初日舞台挨拶はどちらも自分名義で当たるという奇跡も起きました。神様ありがとう。本気で願えば叶うのですね(宗教的)。そのおかげで舞台挨拶と名古屋での嵐コンサートをはしごしてその日のうちに東京に帰ってくるとかいう弾丸ツアーもした。わたしもまだまだ若い(^o^)/

今年は長年コンサートにお邪魔してみたかったKAT-TUN、V6のコンサートにも行くことが出来た。V6に関しては軽率に足を踏み入れたことを反省はしているが後悔はしていない。すごく楽しかった。←
今年はSMAPのコンサートこそなかったけれど、V6、嵐、KAT-TUNとたくさんの先輩のコンサートにお邪魔して、それぞれのグループがそれぞれに凄いからジャニーズって凄い!SMAPのコンサートこそ最高のエンターテインメントだと信じて疑ってこなかったけど、色んなエンターテインメントの形があるんだなって。JUMPのコンサートにはここ数年で1番参加していなくて、山田に固執(激重)出来なくなった分、軽率に色んな人に沸けて楽しかったなと思う。

でもどのコンサートに行っても、JUMPだったら、JUMPにもこうなって欲しい、とどこかで思ってしまうわたしはやっぱりJUMP担なんだなあと。


激私情ながら少〜しだけ反響を頂いたこの記事にも書いたように、今年は本当に彼らにとって大きな1年だったのだと思う。彼らを取り巻く環境がガラリと変わった。あれだけ売れることを願っていたはずだったのにJUMPと世間と自分の間にズレを感じてしんどくなった。このツアーから月日が経った今では、既にしんどさが8割を占めている。でもわたしは大阪に向かう(使命感)。意地を満たすために山田担をしているのだと思う。

でも結局やっぱりJUMPが、山田が好きだった。そもそもここまできて嫌いになれるはずがない。10周年を迎えればある程度意地も満たされるのかもしれない、社会人になって環境が変われば何かが変わるのかもしれない、けど、結局2016年も山田担なんだろうなあとは思う。

というわけで2015年の終わりも、2016年の始まりも激重山田担としてむかえます!誰担だろうが、ヲタクだろうがヲタクじゃなかろうが、来年も楽しく生きれればそれでいいです!DD万歳!←

今年もお世話になりました!!!来年もよろしくお願いします!!!


原作を読む前と、読んだ後での映画「グラスホッパー」

 

なんなら映画公開する前から書こうと思っていたネタではありますがわざわざ書くほどでもないかなと思った(面倒になった)ので書いていなかった内容です。が、グラスホッパーに引くほど思い入れてる芸人として書き残すべきではないのか、と思ったので書きます。無駄な使命感。自己満です。ネタバレあり。マイナス発言あり。

 

 

グラスホッパーについては完成披露試写会に行った際に書きましたが、内容についてはほぼ触れていなかった、と思います。わたしはグラスホッパーの公開が決まったときから、まずは原作を読まずに見て、その後原作を読んでまた見ようと決めていました。(ガチ勢)そして先日、原作を読み終え再び映画を見に行ってきました。とはいえ2回映画を見た後では原作を読んでいても映画のシーンが浮かんでしまって、原作を読んでから見た人と完全に同じ感じ方をすることは出来ていないと思いますが…。

 

正直に言おう、完成披露試写会後にあれだけ褒め称える文を書いておきながらあれですが、初めて見た時に思ったのは「ウーン、山田が出てなかったらもう見なくていいな」ってことでした☆クソオタ☆

 原作がどうであるのか、という先入観が全くない状態で見たので、それぞれのキャラクターや話の流れに対する違和感を感じることはもちろんなかった。登場人物それぞれのキャラクターが掴みやすくて、彼らがどう交わっていくのか、次の展開にハラハラしながら見た、途中までは。何より結末が期待外れだった。それぞれの背景を理解しきれず、蝉と鯨にいたっては、えっ あんまり関係のないところで勝手に死んだな?みたいな部分すらあった。あれだけ人気のある小説が原作だしこれで終わるはずがないと思って、最後まで「か~ら~の~?」と思い続けて終わった。全く面白くなかったわけではない、でもどこか腑に落ちなさとかスッキリしなさに包まれたのでした。

その原因は原作を読んだことではっきりしたように思います。

原作を読んで思ったのは、「あっ 事件としての真相は原作でもこんなもんなんだ」ってことで。話の筋であったはずの復讐を、言ってしまえばポっと出の登場人物がその目的もあまり分からないままに果たしてしまうんだ…という思いがあったけど、それは原作でもほぼ同様なんですね。それでも映画にあった腑に落ちなさが、原作にはなかったのは、登場人物の"死に様"がそれぞれ丁寧に描かれているからだろうな、と思います。原作では登場人物の人生が絡み合いながら、それぞれがそれぞれに死んでいく。それぞれのストーリーが充実していて、ちゃんと交差しているから"お話"としての結末がアッサリとしたものでも、物足りなさを感じないのかなと思いました。

映画のたった2時間ではそこまで描ききれないのは当たり前で、そういった意味ではキャストの配役・キャラクターや脚本に、原作とまるで違う(怒)という抵抗感は全く感じなかったですが、そうであるならもっと"お話"としての結末を強化しても良かったんじゃないのかなと思ってしまいました。でもそれだともっと原作とかけ離れた抵抗感の強いものになってしまうんだろうか。…小説を映画にするって難しいね!(結論)


でも蝉と岩西の関係なんかは、わたしは映画の方が温かみがあってとっても好きです。原作では岩西への反抗心だったり対抗心みたいなものが蝉を動かしていたのに対して、映画では岩西への信頼とか"相棒"という関係性に動かされていて。どちらにせよ岩西がいなければ殺し屋として生きられない蝉はちょっぴりキュートですごく人間味のある愛すべきキャラクターだなと思うし、そういった意味でも映画の蝉の方が原作よりも好き。(きっと贔屓目)


一足先に作品を見て、ヲタクじゃない人含め色んな人に 「グラスホッパー面白い?」って聞かれたけど、そこに関してはどうしても明確に答えられなかった。もちろん面白いって言ってる人もたくさんいるし、原作を読む前と読んだ後ってだけでも感じ方が変わるのだから人それぞれなのだと思う。

でも、アクションシーンはもちろん蝉の葛藤や、そういった愛らしい部分も演じきった山田の演技は自信を持ってオススメしたい。(※演技には全く詳しくない)

賛否両論で、世間で大ヒット大ブレイク大注目とまではいかなくとも、誰かの目に止まって俳優・山田涼介の今後に繋がる作品であってほしいなと思うし、きっとなる。と思いたい。


原作を読む前の方が素直にシンプルに映画自体を楽しめたので、まずは原作を読まないで見る作戦、個人的には正解だったなと思います。今後、原作有の映画が公開される担当の方はよろしければぜひ。(笑)


 

V6が凄い ということに気づきました

 

V6さん、20周年おめでとうございます!!!


※当方担当に激重な一方で楽しいを基準に生きるDDヲタクですので、それに嫌悪感を感じる方はこの先は読まないこと推奨。ド素人の戯言ですのでご異論は多々あると思いますが許してください。



24時間テレビで大変お世話になったV6先輩。それによって今年は自動的に目にする機会が増えた。復活SPが放送された「学校へ行こう!」はガッツリ世代なのでもちろん当時から見ていたし、バリバリ私から始めてリズムに合わせていた*1。年を重ねてもキレのあるダンスを披露し、いつ歌番組で見てもカッコイイままであるどころかカッコイイを更新しているV6は、一度現場に行ってみたいジャニーズタレント第1位だった。

 

…逆に言ってしまえばそれだけでした!!!!!!正直彼らが20周年なこともつい最近まで知らなかったですごめんなさい!!!!!!

ただ単に、長年行ってみたかったV6のコンサーチケットがローチケで一般発売されるという情報を友人に教えてもらったから、当たればラッキーと思って母と応募してみたら、運良く当たってしまったのだった。事の重大さに気づいたのは会場に着いてからだった。非国民にも程がある。

払うべき対価さえ払えば権利は平等にあると思っているので、誰が入るべきで誰は入るべきでないなんてことはないと思っていますが、今回ばかりはわたしなんかよりも入るべき人が居たのでは、という思いが拭えません。そう思わせるあたたかい空気がV6界隈には流れている。でも恥じるような参加の仕方をしたつもりはないし、参加出来て本当によかったとも思っている。

 

V6は本当に凄かった。

 

歌えて、踊れて、喋れて、萌えれる。正直そんなイメージは全くなかったけれど(土下座)彼らはパーフェクトアイドルだった。パフォーマンスから演出まですべてがカッコイイのである。手の込んだ派手なセットなど1つもなくても、6人がそこにいるだけで圧巻だった。もうほぼアーティストだった。あんなに本人達が引っ込まないジャニーズコンサート初めて見た。しかもそれがHey!Say!JUMPではなくSMAPと同世代なのだから恐ろしい。

かと思えば2階席にトロッコで登場したり、サイン色紙を投げたり、近年稀に見るほどゴリゴリのジャニーズアイドルなのである。メンバー同士のスキンシップも異常に多く(特に剛健)、コンビ厨の心も掴んで離さない。かと思えばMCは最高にふざけててめちゃめちゃ面白い。主に井ノ原大先生がすげー喋る。

 

そして何より会場の雰囲気がアットホームでめちゃめちゃ良い。

V6のコンサートでは会場にいる人たちの点呼をとるのが恒例らしかったけれど、当たり前のようにスタッフにも点呼を取っていた。そして「今日はここにいる皆でひとつになりましょう」と言っていた。私が入った公演では最高齢80代の方がアリーナにいらっしゃって、その時その周囲に座るファン皆が\ここにいるよー!/と一緒にアピールしてあげていた。

それだけのことだったけれど、普段"自分が見られること"に重きが置かれる現場にいる身としてはかなりほっこりしたし、既に全然ひとつですやんって感じだった。見るだけでも、見られるだけでもなく、皆で作り上げるというスタンスが凄くあったかかった。そしてV6を見れば見るほど、V6だからこそそういう雰囲気が、そういうファンが、集まるんだろうな〜と感じるのです。

 

V6のメンバーも、ファンも、スタッフも、それぞれがそれぞれに感謝し20周年を祝っていた。

賛否両論ある音漏れ参戦も、後輩が大勢かけつけたことも、「学校へ行こう!SP」で制作・放送された愛なんだのVTRも、それを見て涙する健くんも、全てこのグループが大勢の人から愛し愛されている結果なんだろうなあと思います。国民的アイドルと言われるような派手さはないかもしれないけれど、辛いこともたくさんあったに違いないけれど、自分たちのやってきたことに誇りを持って周囲を愛し、それ以上に愛されるV6は本当に凄くて、素敵だなあと思います。(語彙力)

 

 

最近は"第二の嵐か?"などと言われたりもするようになったJUMP。JUMPにはJUMPらしくいてほしいのであって別に"第二の〇〇"になってほしい訳ではないのでこの表現自体に違和感を覚えますが、もしどうしても第二の何かにならなければいけないのであれば"第二の嵐"よりも"第二のV6"になってほしいと私は思います。←これはただのわたしのエゴだろうけれど。

2年後にJUMPが迎える10周年、そして更に12年後、彼らがどうなっているのか全く分からない。売れることにばかり目が向きがちな世界だけれども、どんな状態であれ、自分たちの納得のいく姿で、愛し愛されるグループになっていたら良いなと思った。

 


尊敬するべき、おっきなあったかいV6先輩の今後の活躍を祈っています。本当に素敵な20周年。改めて、おめでとうございます。

見るからに深そうな剛健沼が気になって仕方ありません。ズブズブ。


 

JUMPing CARnivalを終えてみたらやっぱりJUMPがNo.1だった話


とっても今更ですが、JUMPing CARnivalツアーおつかれさまでした!

そして単独カウントダウンコンサート、おめでとうございます!まさに今ここがしんじだぁァァい!正直この激動の1年に私の心が対応出来てない!しんどい!
けどだからこそ、その場その場で感じたことを書き残しておきたいなってことで、カウコン発表前に書いてたものに手を加えて今回も激重ブログを更新します。数年後の自分が読んで頭を抱えたらいい。


JUMPにとって激動の夏だった今年の夏は、わたしにとっても人生の分岐点()で、仙台1公演・横浜3公演のたった4公演しか入りませんでした。そして正直、結構気持ちも離れてた。まあ結果から言うとまんまと引き戻されたわけですが!ちょろい!
やっぱり現場は楽しくて楽しくて、友人と連番してそのまま飲みに行ったりとか、都内在住なのに無駄に横浜のホテルに泊まったりとか、ちょっと会場付近を歩けば友人に当たるみたいな、そういうところがやっぱりJUMPの現場がわたしのホームで大好きだな〜と思っていたわけですが………結局のところ山田とJUMPも好きだった(不本意)

私生活うんぬんも勿論だけど、気持ちが離れた一番の原因は、きっと激動の変化に私がついていけていないこと、で。
24時間テレビ、それぞれの個人仕事の増大に単独のカウコンまで決まり、目に見えて活躍の場を広げていくJUMPに、周りを取り巻く環境もファンもまさに今、変わっていて。
さっき"たった4公演しか入らなかった"と書いたけど、多ステ遠征が当たり前で何をおいてもファンサが欲しくて紙芝居カンペ芸を繰り広げるようなファンも以前に比べたら減ったんじゃないかな〜〜ファンの変化は今回のツアーで最も身に染みて感じたところでもあった。ツアーラスト横浜まで来ても会場の反応が新鮮なものであることが、新鮮だった。(?)

どっちが良いとかではなく、ガンガンにファンサ曲をかけまくって外周をぐるぐる回ってファンサでファンを繋ぐような、なかなかテレビに出れず数人のメンバーだけでグループを引っ張っていくような、そんな時代から確実に変わっているのがJUMPの「今」だということ。

昨年のsmartツアーは、そんな変化のスタート地点にあって、初めて彼らの意思が込められたツアーだったけれど、良要素(アルバム収録の数々の名曲たち)も見事に殺され、今までのJUMPも蔑ろにされている気がして、彼らがどこに進もうとしているかが全く分からなくて、不信感ばかりが募っていった。JUMPや世間と自分の間にズレを感じた。その瞬間に、変わっていく彼らにヲタクとしてついて行くことに初めて限界を感じてしまった。

でもこの1年、身を粉にして働き大きく前進し成長していたJUMPは、昨年より見たいもの見せたいものをしっかりと見せてくれたし、1つの公演としてまとめてきてた、と思う。これがわたしの好きなJUMPだな〜って思える部分もあった。良くも悪くも(一部を除いて)印象に残らなかったのも事実だけど。成長段階にある彼らは、失敗もするし大成功もする、かもしれない。そんなところを見られるのは今だけなんだよなあ。

そして何よりオーラスで、久々に山田を、綺麗だな、この人こんなに綺麗だったっけって思ってしまった。
いやもちろん綺麗なことは知ってはいたけど、慣れたというか、もう山田の顔が綺麗なのは空の色が青いのと同じくらい当たり前のことで意識することがなかった。美意識が変な方向に走り出したなって思ったカラコンだったけど、金髪にカラコンの山田は悔しいけどそれはそれはもう信じられない綺麗さだった。
空気にファンサ〜とか言われがちな山田だけどまあそれも間違いないんだけど、裕翔くん知念くんみたいな派手さはなくても、やっぱり実はオタクのことよく見てくれてる。ちょろいのでそれで十分だし、ちょっと山田が表情作れば「カッコイイ〜〜〜!」ってなるし、山田が素でくしゃあって笑ってくれたらそれだけで良かったなって思う!大好きかよ!大好きだよ⤵︎結局山田しか好きじゃなかったよ⤵︎やっぱり山田がナンバーワンだよ⤵︎

成長段階の同世代アイドルを応援するっていうのはこういうことなのかもしれない。彼らの変化や、彼らを取り巻く環境の変化、自分自身の変化に揉まれながら(無駄に)悩みながらも、進んでいけたらいいのかな。無理に頭で考えてヲタクを続けたりヲタ卒をする必要はない、と思う。出来るなら早くヲタ卒して普通の女の子になりたいけど。←
たかが趣味なのにしんどがってまで続けるって結構意味分からないけどな。それでもヲタクって結局どうしようもなく楽しいから仕方ない。

どこまでついていけるかは分かりませんが、ちなみにさっきの綺麗や大好きも今や全然無表情で打ってますけど、わたしはまだしがみつくよ!やっぱり山田と、山田の大好きなホーム・Hey!Say!JUMPがナンバーワン!!!!*1




*1:散々乱用しましたが「キミアトラクション」より

『グラスホッパー』完成披露試写会に行ってきました

 

※内容に触れるつもりはないのでネタバレはないと思いますが、気にされる方はご注意ください。

 

 

情報が解禁されたときからちょーーーーーー楽しみにしていた、山田担やってきて1番嬉しいお仕事かもしれない(;;)とまで思った、"映画に出たい"と公言していた山田の思いを最高の形で叶えてくれたと思った、映画『グラスホッパー』。

 

後から発表された『暗殺教室』に初出演も初主演もあっけなく掻っ攫われましたが、勝手にドチャクソ思い入れている"初撮影"映画。

 

そんなグラスホッパーの完成披露試写会に運良く行ってきましたアァ!ありがとう神様アァァォェェ(;;)(嗚咽) 応募協力してくれた皆様もありがとう、お友達のおかげでヲタクが出来ています…

 

山田はJUMPの中ではお芝居を数多くやってきた方だし、彼自身もお芝居は好きだと言ってて、お芝居の話をしてるともの凄く色々考えてることが伝わってきて、この人はこれだけ頭良いのに何であんなに(学力的な意味で)バカなのかな~と本気で不思議に思う。←

演技は決して下手じゃない、というかむしろ上手だと思ってきた。バリバリ贔屓目ですけど間違ってはいないよね?!?!

 

だけど彼に来る演技のお仕事は土9とか24時間テレビとか、いわゆる(?)ジャニーズお抱え枠が多くて、バーターを抱えたり、バーターだったり、事務所の影を感じるものばかりだった。そうなると当然「主演・山田涼介」ありきの脚本であったり役柄が集まってきて、どんどん脇役では起用されにくくなっていき、キャラものであったり、"山田のための役・脚本"に縛られていった。とわたしは思ってる。ジャニーズならではで、一般的には評価されにくいから勿体ないなあ、と。

 

でもきっとこの、ある意味ジャニーズを背負って主役を張るってことも凄いことだと思うし、それはあの山田の人間離れした容姿とか演技力含めて、JUMPで山田にしかできない立ち位置だったんだろうなと思う(ようにしている)けど、話題の外部ドラマに脇役として出て、めきめき俳優として評価されていく裕翔くんとかを横目で見ていて、正直ちょ~~~羨ましくて仕方なかった。(笑)

 

そんなときに発表された『グラスホッパー』出演ですよ。

ついに念願の脇役!クールな殺し屋(好き)!!ほぼ外部!!!*1浅野忠信て!ほんまもんや!!伊坂幸太郎原作て!ほんまもんや!!!!

って感じで、すごくすごくすごーく嬉しかったんです。

 

 

 

そして、一足早く本編を見て言えることは、山田はいつもいつも期待以上で応えてくれる本当に凄い人だなってことです。

 

舞台挨拶では、キャストの皆さんが「山田くんは凄い」と褒め殺しで、斗真先輩が先輩の風を吹かせるため(後輩の芽を摘むため?w)に言った「この映画は山田にかかってる」も、まさかのあながち間違いじゃないみたいな雰囲気。

相棒の岩西役を演じたムラジュンさんは「初めて会った時に(相棒役として)イケる、と思った」とも仰ってくださってました。

ほとんど山田担で埋め尽くされて、アイドル山田の一挙手一投足に歓声があがるような会場だったけど*2、監督・キャストの皆さんは山田を俳優として見て、認めてくれてるのが伝わってきました。

 

そして本編を見てそれを身を以て実感。

スクリーンに映っているのは山田ではなく完全に蝉。めっっちゃかっこいい。一緒に行った友達(元高木担)もかっこいいって言ってたから多分間違いない。蝉様圧倒的にかっこよくてちょっぴりキュート?で最高だからァ…

 

わたしは原作を先に読んでいると違いばかりが気になってしまうタイプなこともあり、映画を見てから原作を読む、その後にまた映画を見る、と決めていたので、原作とのイメージがどうとかそういうことは現状一切分かりません。

蝉っていういかにも人気のありそうな役柄、本格派俳優の中に1人キラキラ若手アイドル、悪い意味で注目されてしまう要素はたくさんあって、実際に「蝉が山田くんはイメージと違う」といった声も聞いてきたけど、そういった声も注目もすべてプラスに変えられるような演技・存在感なんじゃないかなと思いました。(贔屓目)アクションはもちろん、細かい表情であったり目の演技、感情の表現にまでゾクッとした。

 

山田は何度か『探偵学園Q』をもう一回やりたい、今なら違う表現が出来ると思うからって言ってて。これまで主役で培ってきた経験を、満を持して脇役として、思う存分爆発させたんじゃないかな、って感じ。

 

色んな人が言っているように山田涼介の新境地、が拓けるかもしれない。

これまで彼のファンをしてきて、たくさんの色んな景色を見せて貰ってきたけど、ここにきてまた凄いものが見れちゃうかもしれないって思った。映画を観た関係者様?が言ってくださっていた「俳優・山田涼介、世界に羽ばたきそうな予感」ってやつ、ありえない誇張表現ではないと思う。

彼がどんな思いで蝉を演じたか現時点では全く分からないけど、山田はどんな仕事にも全力で取り組んで、期待よりはるかに高いところから新しい景色を見せてくれる本当に凄い。

色々考えてるタイミングではあるけど、ここまで応援してきて、山田担としてこの瞬間を見れてよかったなって思いました。担当に似て激重でーす(^o^)v (ピース)

 

 

映画としては、わたし語り厨のくせして、感受性、表現力、語彙力全てが乏しくて感想文とかがめちゃめちゃ苦手なのでアレだけど、これも今までの山田の出演作とは一味違う面白さのある映画だなと思います!

少し腑に落ちない部分もあるものの、翌日まで色んなシーンを思い返して世界観に引きずられてました。浸っていたくてバイトに行くのがだるくて仕方なかった。とにかく衝撃的で圧倒されます。あと思ったよりも結構バイオレンスでグロいので苦手な方は注意したほうがいいかも。わたしはほとんど平気でした←かわいくない

 

早くもう一度観たくて公開が1ヶ月以上後なのが悲しいくらいだし、原作を読んでから観るのも楽しみです。とにかくたくさんの人に見てほしい作品だし、たくさんの人に見てほしい山田涼介です。

この歳になるとHey!Say!JUMP好きっていうの正直恥ずかしいからいつもはひた隠しにするけど、今回ばかりは「こちらが!わたしの!!自担です!!!」って言いふらして歩きたい(最低)。

 

大ヒットして、たくさんの人に見てもらえますように!あーあ、ファンが1億人増える!!!!!!!←

 

 

*1:生田斗真先輩はほぼ俳優なのでもうほぼ外部扱い

*2:山田本人は緊張もあってか控えめに行動しているように見えた